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Tripo AIで3Dプリント用モデルを作る完全ガイド【2026年最新】

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「3Dプリンターでオリジナルのフィギュアを作りたいけど、3Dモデリングが難しすぎて挫折した」——そんな経験はありませんか?

Tripo AIを使えば、テキストを入力するだけ、あるいは画像をアップロードするだけで、3Dプリント可能な3Dモデルを自動生成できます。Blenderの操作を覚える必要はありません。

この記事では、Tripo AIを使って3Dプリント用のモデルを生成し、実際にスライサーで印刷データにするまでの全手順を解説します。筆者が実際に無料プランで猫フィギュアを生成した体験もお伝えします。

Tripo AIとは?3Dプリンターユーザーが知るべきポイント

Tripo AIは、VAST社(中国・北京)が開発したAI 3Dモデル生成サービスです。2024年のリリース以降、急速に進化しており、2026年2月時点の最新バージョンはTripo 3.0です。

3Dプリンターユーザーにとっての最大のメリット

  • テキストまたは画像から3Dモデルを自動生成
  • STL・OBJ・GLB・FBX・3MF・USDの6形式で直接エクスポート可能
  • テクスチャ解像度は512〜4Kまで選択可能
  • 生成からSTLダウンロードまで約2分で完了
  • Blender連携(DCC Bridge)でさらに高度な編集が可能

主な生成方式

生成方式入力用途
テキストから3D英語テキストアイデアから素早くモデル化
画像から3D写真・イラスト1枚既存デザインの立体化
多視点画像から3D複数角度の写真正確な形状の再現
スケッチから3D手描きスケッチラフなアイデアの具現化

無料プラン・有料プランの違い

Tripo AIには4つの料金プランがあります。3Dプリント用途であれば、まず無料のBasicプランで試してみるのがおすすめです。

プラン月額クレジット/月主な特徴
Basic(無料)$0300標準メッシュ品質、公開モデル(CC BY 4.0)
Pro$19.93,000Ultraメッシュ、プライベートモデル、商用利用可
Advanced$49.98,000多視点生成、優先処理
Premium$139.925,000無制限ダウンロード、APIアクセス

重要:無料プラン(Basic)で生成したモデルはCC BY 4.0ライセンスとなり、公開モデルとして扱われます。商用利用や非公開での利用にはProプラン以上が必要です。

クレジット消費量はタスクの種類により変動します。筆者がテキストから3D生成を試したところ、1回の生成で25クレジットを消費しました。無料プランの300クレジットなら約12回生成できる計算です。

【実践】テキストからSTLファイルを生成する手順

Screenshot

実際にTripo AIで猫フィギュアの3Dモデルを生成してみました。テキスト入力からSTLエクスポートまでの全手順を解説します。

Step 1:Tripo Studioにアクセス

Tripo AI公式サイトにアクセスし、Googleアカウントまたはメールで無料登録します。登録するとTripo Studioのダッシュボードが表示されます。

Step 2:プロンプトを入力

ホーム画面のテキストボックスに英語でプロンプトを入力します。3Dプリントに適したプロンプトのコツは以下の通りです:

  • 形状を明確に:「smooth surface」「solid base」など印刷しやすい形状を指定
  • スタイルを指定:「cute style」「realistic」「figurine」など
  • サイズ感のヒント:「sitting on a cushion」のように設置面を意識

今回は以下のプロンプトを使用しました:

A cat figurine sitting on a cushion, smooth surface, solid base, cute style

Step 3:モデル生成を実行

プロンプト入力後、右側の生成ボタン(25クレジット)をクリックします。生成が開始され、点群(ポイントクラウド)がだんだんと形になっていく様子が表示されます。

今回の生成では約1分で完了しました。生成されたモデルは979,581面(ポリゴン)、503,917頂点という高密度メッシュで、テクスチャ付きの猫フィギュアが座布団の上に座っている形になりました。

Step 4:STLファイルをエクスポート

Screenshot

生成完了後、画面下部の「エクスポート」ボタンをクリックします。以下の設定を確認してダウンロードしましょう:

  • 形式:STLを選択(3Dプリンター用途の場合)
  • テクスチャ解像度:1k〜4kから選択(STLではテクスチャは含まれません)
  • 底面中央ピボット:ONにするとモデルの底面が原点になり、スライサーでの配置が楽になります

なお、カラー情報を保持したい場合は、GLBまたはOBJ形式でエクスポートし、対応スライサー(BambuStudioなど)で読み込む方法もあります。

スライサーでの印刷準備のコツ

Tripo AIで生成したSTLファイルをスライサーで開いたら、以下の点をチェックしましょう。

メッシュの修復

AI生成モデルは穴やノンマニフォールドエッジを含むことがあります。スライサーの自動修復機能を使うか、Blenderの「3Dプリントツール」アドオンでチェックしましょう。PrusaSlicerやBambuStudioには自動修復機能があります。

スケール調整

AIが生成するモデルの寸法は実際の印刷サイズと合わないことが多いです。スライサーでモデルを選択し、希望のサイズ(例:高さ80mmなど)に拡大縮小してください。

サポート材の検討

猫の耳や尻尾などのオーバーハング部分には、サポート材が必要になる場合があります。ツリーサポートを使うと除去が楽です。

ポリゴン数の削減

Tripo AIのモデルは約100万ポリゴンと高密度です。低スペックPCではスライサーの動作が重くなることがあります。Blenderの「デシメート」モディファイアで10万〜30万ポリゴンに削減すると、印刷品質を維持しつつ処理を軽くできます。

Blender連携で精度を上げる

Tripo AIにはDCC Bridge機能があり、生成したモデルをBlenderに直接送ることができます。Blender上で以下の調整を行うと、印刷品質がさらに向上します:

  • 底面のフラット化:ビルドプレートにしっかり接地するよう底面を平らにする
  • 壁厚の確認:薄すぎる部分がないかチェック(FDMなら最低1.2mm推奨)
  • メッシュの最適化:不要な内部メッシュの除去、デシメートによるポリゴン削減
  • 分割印刷の準備:大きなモデルをパーツに分割して別々に印刷

Tripo AI vs Meshy:3Dプリンターユーザー視点の比較

AI 3Dモデル生成サービスは複数ありますが、3Dプリント用途で比較した場合、以下のような違いがあります。

項目Tripo AIMeshy
無料枠300クレジット/月100クレジット/月
有料プラン$19.9/月〜約3,084円/月〜
STLエクスポート対応対応
テクスチャ付き出力GLB・OBJで対応GLB・OBJで対応
Blender連携DCC Bridge対応プラグインあり
生成速度約1分約2〜3分

無料枠のクレジット数ではTripo AIが有利です。ただし無料プランのモデルはCC BY 4.0で公開される点に注意が必要です。非公開で利用したい場合はProプランへのアップグレードを検討しましょう。

よくある質問

日本語のプロンプトは使えますか?

2026年2月現在、UIは日本語に対応していますが、プロンプトは英語の方が精度が高い結果が得られます。DeepL等で翻訳してから入力するのがおすすめです。

無料プランで商用利用できますか?

無料プラン(Basic)で生成したモデルはCC BY 4.0ライセンスで公開されます。クレジット表記が必要であり、公開モデルとして他のユーザーも利用可能です。商用利用でクレジット表記なし・非公開にしたい場合はProプラン以上が必要です。

生成したモデルはそのまま印刷できますか?

多くの場合、スライサーの自動修復機能で対応できます。ただし、複雑な形状の場合はBlenderでのメッシュ修復やサポート材の追加が必要になることがあります。

まとめ:AI × 3Dプリンターの新しいワークフロー

Tripo AIを使えば、3Dモデリングの知識がなくても、テキスト入力だけで3Dプリント用モデルを生成できます。今回実際に試した結果、プロンプト入力からSTLダウンロードまで約2分で完了しました。

まずは無料のBasicプラン(月300クレジット)で試してみてください。「テキストを入力→モデル生成→STLエクスポート→スライサーで印刷」という新しいワークフローが、あなたの3Dプリントライフを大きく変えるかもしれません。

→ Tripo AI公式サイトで無料で始める

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